治療する事を「手当てする」という言葉で表現する事があります。まさしく手を当てて治す。動物は触れ合うことにより安心感を得たり心地良さを感じたりする事ができます。不安感などは手を握ったり、触れられているだけで軽減したという経験は皆さんあると思います。
リハビリはどうしても「触る」という事が仕事の一部になりますが、これからは身体に触らずに、スマホやタブレットに触る事でリハビリができるという時代になる気がします。
もちろん病気や怪我、障害によっては直接触って補助する場面も絶対的に必要なのですが、いまや手術でさえ遠隔で行われる時代ですからね。
さらにこのコロナ禍でその需要が急激に膨らみました。これは捉え方にもよりますが、怪我の功名と言っても良いかもしれません。物事は柔軟に捉えられた方がお得です。
スマートフォンやタブレット
本当に便利で、今や私の仕事や日常生活においても必需品となっています。もはやスマホに触らない日はありません。
このスマホとタブレットをこれからのリハビリ事業や介護予防事業にどう生かしていくかを日々考えています。
今後、リハビリ事業にも変革が訪れる事は間違いありません。
スマホがもっと活用され、オンラインやリモートでリハビリの一部を賄えることになれば、日常生活の質を上げていくことは十分可能だと考えています。今も当店ではオンラインでのリハビリサロンを実施しておりますが、まだまだ可能性は秘めているなと実際に日々感じております。
身体を動かすだけがリハビリでは無いですし、ご高齢者の独居問題も改善される部分は沢山あります。脳機能の活性化にも繋がります。
ご高齢者にも対象を広げていくときに、どの様にしてスマホやタブレットの使い方などを普及させていくか。リモートで出来るリハビリの可能性にはどんな物が秘められているのか。
ご高齢の方にリハビリの為のスマホ講座でも始めようかしら。なんて事を考えておりますが、もっと色々なアイデアがあるはず。
リハビリやトレーニングで触ることの対象に、スマホやタブレットの画面も加えつつ
オンラインリハビリの可能性を引き続き探ります!