車いすへの乗り移りがほぼ全介助の方とアダプティブトレーニング(環境に適応するための練習)をしております
色々な練習を重ねるにつれて、少しずつではありますがご自身の足で立ち上がれるようになり、乗り移りの介助量も減ってきました
御家族から「外出する時はいつも福祉車両をレンタカーしてるんです。なんとか家の車に乗れればいいんですが…」とご依頼を頂きました。
車いすのまま乗れる福祉車両は今や当たり前のように街中を走っておりますが、実は御本人が結構辛いんです(-。-;
車いすのままの乗車は、車いすが固定されていても想像以上に揺れるのです
勿論今回は御家族の意向もありますが、御本人のためにも助手席に乗れた方が楽ですよねって事で練習
以前デイサービスで勤務していた頃、送迎の運転手もしていたので必要な動作、介助タイミング、運動の誘導イメージはOK^ ^
座ることが不安定な方を助手席に乗せた安全運転も慣れております^ ^
イメージ通りの仕事ができました〜。
って事で、
それを書きたかったわけではなく、タイトルの回収です
今回の練習は前日から御家族と御本人と打ち合わせをして、少しでも緊張されないように準備をしていたのですが、当日。
お顔を見るなり元気にご挨拶をいただきまして、始める前から既に表情が良い
そして傍には見慣れない帽子が…
外出する時はいつも帽子を被るのだとか^ ^準備万端でお待ちいただいておりました。まずこれが嬉しい!
普段は見ることのない帽子をかぶった御本人。そして私の助手席に乗っている姿。いつもよりもハキハキとされている姿。最後に「最高の一日だった」と頂けた言葉が嬉しくて、文字にしてしまいました
ヒトは一つの事を達成すると必ず笑顔になります。
それが難題であればあるほど、その後の喜びは大きい
わかります!僕も初めて波に乗れた時はそうでしたから!
波という環境に適応して波に乗る
車という環境に適応して車でドライブする
身体の不自由さはあっても、挑戦する事は同じです
方法さえ考えればヒトが出来る可能性は沢山あるんです
これから御家族との練習が待っていますが、まぁ大丈夫でしょう!
帽子をかぶって今度は御家族と素敵なドライブへ。