アルジャーノンに花束を

我々理学療法士は常に専門書を読み学び患者様と対峙します。医療は日進月歩だからです。先ほど、前職場の友人から「発達障害」に関しての書籍の問い合わせがあり、数冊の本を紹介させて頂きました。ふと本棚を見返していた時に目に留まったのがタイトルの本「アルジャーノンに花束を」。以前ドラマにもなっていたのでご存知の方も多いかもしれません。これは1959年に発表されたダニエル・キイスという作家の小説です。発達障害に関して書かれた本ではありませんが、知的障害を持つ青年が知能指数を高めるための手術を行い、その経過を追っていくという内容の小説です。タイトルの意味がわかった時には号泣です。

専門書からは学び取れないことって沢山あります。自分の感受性を高める方法は教科書には載ってませんから。。。1つの病名にとらわれずパーソナリティー全てを治療対象にできるセラピストになりたいと私は思います。そんな至極の一冊として友人にも紹介させて頂きました。あ、決して医療人向けの本じゃないです。普通に感動しますのでこのブログを読んでいただいている皆様にもお薦めさせて頂きます。

世の中コロナウイルスで心に余裕が持てない状況になってきておりますが、年末年始はゆったり読書でステイホームなんてのもどうでしょうか?

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