ダイバーシティ

リハビリテーションには専門領域があります
急性期、回復期、慢性期(生活期)、中枢疾患、整形疾患、内科循環器疾患、小児疾患などなど

特に私のように地域で個人的に経営しているサロンで求められる事は多様性をもった関わりが出来る事(もちろんターゲットによりますが)

あらゆる疾病の予防リハビリにはこの多様性が必要だなと、つくづく感じます。
そもそも予防はリハビリ(re-habilitation)かっていう議論もありますが、それはまたの機会に考えるとして…

障がいを抱えたヒト達は、廃用に陥いるスピードが健常者に比べて早い。障がいに対する予防に関してはより専門的な関わりが必要になります。

現状では、理学療法士が介入出来るのは介護保険下訪問リハでの予防枠、地域での体操教室などがありますが、そのような場で求められることは多様性のあるリハビリ。

少し前、昔の上司にお会いした時
「地域ではダイバーシティなリハビリが必要だと思う」
とタイムリーに共感できる話をして頂きました。

例えば集団での運動指導をする時に特に感じますが、5人いれば5人とも身体の状態は違うわけで、その5人の共通項を探してプログラムをたてられる多様性のある知識と洞察力。これがとても大事なスキルであると思います。

長時間立っていられない
床に座れない
長いこと歩けない
膝が痛い
腰が痛い
介護がうまくいかない
家族とうまくいかない

それには必ず原因があって、繋がりがある
そこの原因を一つ一つ解決することで
繋がりができる

今はYouTubeでもストレッチや簡単な予防体操などはいつでも見れます。が、そこに個別性はありません。
プロとして集団での活動を行う時には、こういったパブリックなコンテンツだけではなく、個別の原因を探ってアプローチするというエッセンスを追加して、更に効果のあるものが提供できたら良いですね。

集団体操はまだまだ奥が深いです

ダイバーシティ 多様性

日常生活に適応する為にはあらゆる環境に適応できる多様性のある身体作りが大切

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